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NCGM市民公開講座を開催しました

6月28日、「糖尿病の明日を考える」と題して、市民公開講座を開催いたしました。 当センターの4人の医師がそれぞれ違った視点から糖尿病治療について講演いたしました。
その後、休憩をはさみまして、作家の室井佑月さんを加えて、パネルディスカッションを行いました。
7月下旬の読売新聞朝刊に詳細が掲載されますので、ぜひ御覧ください。

NCGM市民公開講座を開催しました

増え続ける糖尿病 その多様な病態と対策について

演者:センター病院 糖尿病内分泌代謝科診療科長 梶尾 裕

梶尾 裕日本、そして世界の糖尿病の動向を解説し、なぜ糖尿病になるのか、なるとどうなるのか、など一般の方にもわかりやすく講演していただきました。

なぜ糖尿病になる人とならない人がいるのか ゲノムからバイオバンクまで

演者:研究所 代謝疾患研究部長 安田 和基

安田 和基糖尿病発症には、遺伝的な要因と生活習慣による要因が関係していること。また、 糖尿病になりやすい遺伝因子がいくつか発見されまいたが、遺伝因子を持っているからといって必ず糖尿病になるわけではないということ。 さらに、バイオバンクについても分かりやすく講演していただきました。

  • バイオバンクについてはこちらをご覧ください。

膵島移植 1型糖尿病の根治を目指して

演者:研究所 膵島移植プロジェクト長 霜田 雅之

霜田 雅之外科医の立場から、他3名の演者とは、違った視点からの講演でした。 膵島という膵臓の中にある、血糖値を下げるホルモン「インスリン」を分泌する細胞の塊を移植することで、 1型糖尿病患者さんの血糖コントロールが安定します。 その他にも、iPS細胞を用いた研究など、最新の動向を講演していただきました。

糖尿病医療の挑戦 良くするから治すへ

演者:研究所 糖尿病研究センター長 植木 浩二郎

植木 浩二郎市民公開講座 従来の糖尿病の血糖コントロールを良くする治療から、糖尿病を治す治療へ変わろうとしている研究の現状について講演していただきました。 糖尿病の未来に光明を見出すことができた講演でした。