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~2030年までのエイズ流行終結とHIV感染者への差別偏見の根絶に向けて~
国立国際医療研究センターは国連合同エイズ計画と覚書(MOU)を締結します

2020年11月18日

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター
エイズ治療・研究開発センター(ACC)

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(略称:NCGM)は、11月26日(木)17時から、国連合同エイズ計画(以下UNAIDS)と、Fast Track Citiesに関する覚書をオンラインで締結します。UNAIDSは、Fast Track Citiesというイニシアティブを積極的に支援しています。Fast Track Citiesは、2030年までのエイズ流行終結とHIV感染者への差別偏見の根絶に積極的に取り組む都市のネットワークです。NCGMは、本覚書の締結により、東京オリンピック・パラリンピック競技大会を契機としたセクシャル・ヘルス推進で協力し、Fast Track Citiesの理念を国内に広め、2030年までのエイズ流行終結とHIV感染者への差別偏見の根絶に向け、新たなレガシーを構築したいと考えています。

UNAIDSは、1996年の設立以来、国連および世界各国のエイズ対策を牽引してきました。NCGMも、エイズ治療・研究開発センター(ACC)を中心に診療・国際協力・研究・予防など、HIV対策のあらゆる分野で国内外の第一線で活躍する人材を輩出してきました。

オリンピック憲章には性的指向による差別の禁止が明記されており、日本でも性の多様性に対する社会の理解を促進しようという動きが活発化しています。東京オリンピック・パラリンピック競技大会を控え、世界中の視線が東京に集まるこの時期は、HIV対策を含むセクシャル・ヘルス推進の好機ととらえています。

本覚書締結を機に、以下のとおり、関連行事を予定しています。

~2030年までのエイズ流行終結とHIV感染者への差別偏見の根絶に向けて~
国立国際医療研究センターは国連合同エイズ計画と覚書を締結します

UNAIDSとの覚書調印式

  • 2020年11月26日 17時~(オンライン)
    *後日調印式の模様を撮影した映像をACC関連のウエブサイトで配信します
    *配信日時は12月中旬以降を予定しています

UNAIDSとNCGMのHIV対策に関するパネル展

  • 2020年11月24日~12月4日 NCGMセンター病院地下1階アトリウム
    *薬害エイズなど、当センターが取り組んできたHIV対策の歩みを紹介します

東京 2020 公認プログラム 「Tokyo Sexual Health 2020」

  • 2020 年 11 月 26 日 (ウェブ公開)
    **UNAIDS 協力のもと多言語セクシャル・ヘルス情報発信サイトを公開します
HIV感染者への差別偏見の根絶に向けて

UNAIDSとNCGMの共同プロジェクトに関するお問い合わせ先

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(NCGM)
エイズ治療・研究開発センター(ACC) 医療情報室
令和2年度厚生労働行政推進調査事業費(エイズ対策政策研究事業)
「2020年五輪大会に向けた東京都内のHIV・性感染症対策に関する研究」班  
事務局:星野、田沼
Email:accevent-info@acc.ncgm.go.jp TEL:03-5273-6829(直通)

取材に関するお問合せ先

国立国際医療研究センター 企画戦略局 広報企画室
広報係長:西澤 樹生(にしざわ たつき)
電話:03-3202-7181(代表) <9:00~17:00>
E-mail:press@hosp.ncgm.go.jp