メニューにジャンプコンテンツにジャンプ

トップページ > 最新情報 > 新着情報 > 国立国際医療研究センターとパリ・パスツール研究所、ラオス国立パスツール研究所が包括的連携協定を延長

国立国際医療研究センターとパリ・パスツール研究所、およびラオス国立パスツール研究所が包括的連携協定を延長しました

logo_NCGM_IP.png

2022年4月22日
国立研究開発法人国立国際医療研究センター

 NCGMとパリ・パスツール研究所、およびラオス国立パスツール研究所が包括的連携協定を延長 
MOUに署名する國土理事長


国立研究開発法人 国立国際医療研究センター “National Center for Global Health and Medicine (以下「NCGM」)”(所在地:東京都新宿区、理事長:國土典宏)とパスツール研究所 “Institut Pasteur (以下「IP」)” (所在地:仏国パリ、所長:シュチュワート・コール)およびラオス国立パスツール研究所 “Institut Pasteur du Laos (以下「IPL」)” (所在地:ラオス人民民主共和国ヴィエンチャン、所長:ポール・ブレイ)は、2022年3月、NCGMとIP、NCGMとIPLそれぞれの包括的連携協定(Memorandum of Understanding: MOU)の延長に合意し、同年4月21日にNCGM國土理事長がまず署名を行いました。署名の証人として、在日フランス大使館からディディエ・マルティ=ドシュ科学技術参事官ならびにミリアム・バラタン科学技術担当官のご臨席をいただきました。署名された協定書は直ちにpdfファイルでIPおよびIPLに電子郵送され、先方IP、およびIPLの所長の署名をもって有効となります。

パスツール研究所のネットワークは世界26ヵ国に33研究所を持ち、IPLもその一つですが、感染症を中心とする研究で世界をリードし、10人のノーベル賞受賞者を輩出しています。そして2022年は、ルイ・パスツール生誕200年となる節目の年です。
一方、NCGMも創立から150年余りの歴史ある医療研究機関で、現在はCOVID-19をはじめとする新興・再興感染症の最先端臨床研究、HIV/AIDS、結核、マラリア、顧みられない熱帯病などの制圧にかかる国際臨床研究拠点の運営を行う、日本国内で特長のあるナショナルセンターです。
今回、それぞれのMOUの延長により、パスツール研究所ネットワークとNCGMは、互いの研究機関としての長所を再確認することで、感染症やその他関連する疾患の予防や治療、流行対策に資する共同研究の世界展開を目指します。

 NCGMとパリ・パスツール研究所、およびラオス国立パスツール研究所が包括的連携協定を延長 
(左から)ディディエ・マルティ=ドシュ科学技術参事官、國土典宏NCGM理事長、ミリアム・バラタン科学技術担当官

取材に関するお問合せ先

国立国際医療研究センター 企画戦略局 広報企画室
広報係長:西澤 樹生(にしざわ たつき)
電話:03-3202-7181(代表) <9:00~17:00>
E-mail:press@hosp.ncgm.go.jp