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2月16日、GHMのHigh Citation Award 2021の授与式が行われました

2022年2月18日
国立研究開発法人国立国際医療研究センター

GHM_High Citation Award
挨拶を述べる國土理事長と山本形成外科診療科長


GHM(Global Health & Medicine)は2019年に創刊された、国立国際医療研究センター(NCGM)発行の英文学術誌(ジャーナル)です。翌2020年には、医学、生物学、ヘルスケアなど広範囲にわたる分野の参考文献や要約を掲載する文献データベースMEDLINEなどの無料検索サービスである「PubMed」にも収載されました。 2021年は創刊2周年を迎えましたが、近い将来、GHMに学術雑誌の重要性・影響度を定量化した指標の一つである「インパクトファクター*」がつくことを目指しているところです。

*主に自然科学、社会科学分野の学術雑誌について、掲載論文の年間の被引用回数から求められる指標です。

16日に行われた「GHM High Citation Award」の授与式で、國土典宏理事長は、「皆さんのご協力のおかげで、GHMは順調に刊行を続けており、高い『インパクトファクター』がつくよう、がんばっています。優れた論文は、より多くの論文に引用(Citation)され、議論が展開され、それがさらなる科学の発展につながっていきます。『引用が多い』ということは、それだけ医学の発展に貢献しているということです。今回、第1回の『GHM High Citation Award』を5名の医師・研究者の皆さんに授与いたしまして、皆さんの努力と貢献を讃えます」と述べました。

最優秀賞を受賞したセンター病院形成外科の山本匠診療科長は「素晴らしい賞をいただき、とてもうれしく思います。GHMに論文を発表させていただいたあとに、ほかのジャーナルの論文でself citationもしましたが、研究者向けSNSのフォロワーからも多数問い合わせがあり、そういった方々の論文にも引用してもらったおかげだと思います。引用数の多い論文を発表できたのは、周りの方々の助けで良い臨床研究ができたおかげです。今後もNCGM発のエビデンスを世界に発信しGHMのさらなる発展に寄与できれば、と思っております」と述べました。

GHM High Citation Award  (左から)唐子国際診療部副部長、杉山センター病院長、早川医長、南本科長、伊藤医師、山本科長、國土理事長、宋GHM室長

GHM High Citation Award 2021の受賞者

  • 最優秀賞:
    山本匠(センター病院形成外科診療科長)
  • 優秀賞:
    伊藤橋司(センター病院肝胆膵外科医師)
    南本亮吾(センター病院放射線核医学科診療科長)
    早川佳代子(センター病院国際感染症センター総合感染症科医長)
    坪井基行(国際医療協力局人材開発部研修課医師)(海外出張のため欠席)

*GHM(英文学術誌)のHPはこちら