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NCGMは、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会から感謝状を授与されました
2022年1月11日
国立研究開発法人国立国際医療研究センター

国立国際医療研究センター(NCGM)は、2021年7月から9月にかけて開催された東京オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、オリパラ)において、オリパラ組織委員会の要請に基づき、次のような支援活動を行い、橋本聖子会長から感謝状が授与されました。
■ 感染症対策司令塔への支援
感染症対策の司令塔であるオリパラ組織委員会感染症対策センターの機能強化を目的に、NCGM国際医療協力局から65日間にわたり、延べ69名の医師を派遣しました。その活動内容は、公衆衛生英文デイリーレポートの作成や大会関係者のCOVID-19感染状況の取りまとめなどです。
■ 選手村における感染予防対策強化への支援
NCGM国際医療協力局は、選手村にCOVID-19濃厚接触アスリートを対象とした検査エリアの立ち上げと運営を行ないました。国際医療協力局および国立看護大学校から53日間にわたり、延べ273名の職員を派遣し、濃厚接触者検査エリアの検査体制構築と運営、検体採取、結果集計、多言語サポート等を行ないました。その結果、多くの検体を取り扱い、オリパラ関係者の感染予防対策の強化に貢献しました。
■ センター病院におけるオリパラ関係者の診療
センター病院では、各国のオリパラの関係者で、診療が必要なケースに、救急科や国際感染症センター(DCC)をはじめとする、多くの部門で対応しました。国際診療部や医事管理課はそれらの調整を行い、センター病院全体としてオリパラの関係者に対する診療に貢献しました。
