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平成14年度の“糖尿病実態調査”によると、「糖尿病が強く疑われる人」は約740万人、「糖尿病の可能性を否定できない人」を含めると約1,620万人、すなわち成人の6人に1人が糖尿病かその予備群であると推計されています。糖尿病を中心とする代謝性疾患はわが国の医療における重要な課題であり、例えば、新規に人工透析を導入される患者さんの40%以上(年間約15,000人)が糖尿病腎症の悪化によっておきており、これは透析導入原因疾患の第一位となっています。さらに、心筋梗塞患者の優に半数以上が糖尿病やメタボリックシンドロームを有すると考えられ、また、同じく高頻度に合併する脳卒中は生活の質(quality of life)を大きく損ないます。進行した糖尿病にしばしばみられるこのような合併症は死亡にも直結するものであり、のみならず、動脈硬化症による下肢切断(年間3,000人以上)や糖尿病網膜症による失明(年間約600人、成人の失明原因の約20%で原因疾患として第2位)も、同様に喫緊の課題です。 |
糖尿病・代謝症候群診療部長 野田 光彦 |
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International Medical Center of Japan
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