独立行政法人 国立国際医療研究センター病院 リハビリテーション科

リハビリテーション科では、リハビリテーション専門医・理学療法士・作業療法士・言語聴覚療法士により急性期リハビリテーションに関わっています。

言語療法士募集
職員募集



作業療法(Occupational Therapy)

個々の患者さんに対し急性期リハビリテーションの提供を念頭に日々接しています。

〜スタッフ〜

常勤:1名
助手:1名

〜対象〜

当院は30科以上からなる総合病院という特色から、対象疾患としては多岐わたります。

脳外・神経内科(脳血管疾患等)からの依頼を筆頭に、整形外科(骨折、抹消神経損傷、脊髄損傷等)、循環器科、膠原病科(リウマチ、SLE等)、ACC(HIV,血友病等)、呼吸器科(COPD等)、 産婦人科、血液内科、放射線科などからの依頼に対応しています。

OT肩可動域訓練

〜訓練〜

作業療法部門では日常生活動作援助を中心に提供。上肢機能回復訓練、高次脳機能障害への訓練、日常生活動作訓練(起居移動、更衣、食事、整容、入浴等)、自助具の考案・作成(箸、スプーン・フォーク、食器、パソコン操作用ジョイント、スイッチ)などが上げられます。急性期病院の特色として、次の回復期病院につなげるられるよう早期から介入しています。

OTでの片麻痺での上肢訓練 OTでのピンチ力の訓練 ベンチレーターでパソコン

〜昨年度の実績〜

1,新患処方数(個別作業療法)

 個別作業療法の新患処方数の月別推移を図1に示す。4月〜8月までは常勤作業療法士1名、非常勤作業療法士(週5勤務)1人と作業療法助手1名の体制であり、9月からは非常勤作業療法士が辞職し、常勤作業療法士1名、作業療法助手1名となり、9月以降は若干の処方件数減少も伺える。個別作業療法の月別平均処方数は27.5人であった。依頼科は神経内科と脳神経外科が半数以上を占めており、第三位が整形外科である。20科に及ぶ多彩な科から毎月依頼があったことが伺える。

図1.2006年度 個別作業療法診療科別新患月別推移
図1.2006年度 個別作業療法診療科別新患月別推移

2,作業療法のみの処方

 リハビリテーション実施には、理学療法・作業療法・言語聴覚療法が併用されることが多い。しかし、整形外科からの処方は上肢や手指の単一の骨折が多く、作業療法のみの処方(図2)が多い。

図2.作業療法のみの処方と依頼科
図2.作業療法のみの処方と依頼科

3,作業療法外来患者

 リハビリテーション科では、外来患者の受け入れは基本的には行っていないが、入院中からの継続で短期間受けるケースもある。今年度の作業療法外来数は12人であった。
 図3に示すように整形外科疾患の患者が多い。上記に記したように上肢や手指のみの骨折では早期に退院し外来でのフォローとなるケースが多いからと考えられる。
 外来患者の平均通院期間を表1に示す。形成外科患者も整形外科同様、上肢のみの外傷であり、固定時期より外来通院となっていたため、期間が長くなった。形成外科以外の平均外来期間は平均二週間であった。

図3.処方科別外来患者数
図3.処方科別外来患者数       

4,集団作業療法月別処方件数

 作業療法ではスタッフが少なく、利用希望者が多いことへの対応として、集団での作業療法を行っている。症候群や認知症の進行防止等を目指し、運動・感覚刺激での精神的賦活を中心にした集団活動と巧緻動作訓練や自主トレーニングの習慣化を目指した趣味的活動を中心にした集団活動をそれぞれ週2回おこなっていた。月別新患依頼推移を図4に示す。

図4.2006年度 集団作業療法月別新患依頼数
図4.2006年度 集団作業療法月別新患依頼数


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