救急科での初期研修の内容

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 救急医療の研修必修化に伴い、当センターで研修する研修医・レジデントはどの科に配属されるかによらず、必ず、最低6週間の救急科ローテーションを行い、救急医療の研修を受けることになっています。

 それでは、この6週間でどんなことが学べるのでしょうか?

 卒後初期研修では、「社会のニーズに対応して多種多様な救急患者の診療に携わる態度並びにpreventable death & disabilityを回避するのに必要な認知力と診療技術を習得する」ことを一般教育目標とし、「救急患者の生命徴候を適確に把握し呼吸循環の安定化を行える」ならびに「一見軽症に見えて実は重篤である症例を見落とさない」知識、思考過程、技能、態度を身につけることを個別行動目標として設定しています。

 上記目標を達成するための方略として、日々の問題解決型症例カンファレンス、文献的根拠や標準ガイドラインに基づくフィードバック、経験した症例に関連したスモールレクチャーなどのon the job trainingを行っています。

 また抄読会や臨床研究発表にも力を注ぎ、研修医からは高く評価されています。

 さらに、off the job trainingとして、当センター救急科では、世界標準に沿ったプログラム、例えば、ICLSやJATECに沿った診療をすべての医師に教えています。独立行政法人国立国際医療研究センター病院で研修した医師であれば、世界中どこに行っても、目の前で人が倒れたり、怪我をした場合に、医師として恥ずかしくない初期診療ができるようになり、それが当センター救急科の教育目標です。

 実際の研修体験談も参考にして下さい。→   〜救急科研修医・ローテート研修医の感想〜

初期研修医(救急コース) 募集のお知らせ

外来にて

 当センター救急科では、初期研修から救急医療を専門に学びたい人にも門戸を開いています。

 初期研修医の段階から「救急」を意識した研修に重点を置き、vital管理の重要性を知識と実践にて学びます。

 ERでの診察・治療やカンファレンスなどでは、常に自分がそう考えた根拠を求められます。ただただ先輩医師の背中を見て、先輩医師に言われたことを鵜呑みにするだけでは、本当の意味での成長はありません。「ICU book」などのグローバル・スタンダードな教科書を何度も読み返し、「JATEC」の外傷初期診療を来る日も来る日も実践することは、医師としての土台を作る上で非常に重要な点と考えています。当初は、マニュアル本に頼りたくなり、文献や教科書を熟読することが面倒くさく感じると思いますが、必ずやこの2年間で学んだ経験がこれからの医師人生の礎となるでしょう。

 目標のひとつとして、今述べたような初期診療プログラムを他の医師に教えられるようになることです。このために救急研修医として採用された研修医は、1年目から救急科主催の院内蘇生コースや外傷初期診療コースに積極的に参加し、インストラクターとして動いていただきます。初期研修終了時には、ICLSインストラクターの資格を間違いなく取得しているはずです。

 救急科は、臨床疫学研究にも非常に力を入れており、初期研修医の段階から、臨床疫学研究の基礎を学び、将来の学会発表・論文作成のためのトレーニングを行うことができることも特徴のひとつです。

 また、当センター救急科では、積極的に海外での救急医療に協力しており、海外での医療や研修コースを体験してもらっています。さらに、小児救急研修や災害医療などに興味がある人には、それぞれ中期・後期研修を紹介できます。

 実際の研修体験談も参考にして下さい。→   〜救急科研修医・ローテート研修医の感想〜

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お問い合わせ・連絡先

独立行政法人 国立国際医療研究センター病院 救急科/救命救急センター
〒162-8655  東京都新宿区戸山1-21-1
TEL:03-3202-7181   FAX:03-3207-1038
救命救急センター長/救急総合診療部門長 木村昭夫 Email: akimura@hosp.ncgm.go.jp

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Written by hagi. 2009/6/1           Copyright (C) MetalTmpl008 All Rights Reserved.