独立行政法人国立国際医療研究センター病院 緩和ケア内科
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《レジデント募集のお知らせ》


「先生、モルヒネがこんなに素晴らしい薬だとは思っていませんでした。つらい、つらいとおっしゃっていた患者さんに緩和ケアチームの指示のもとモルヒネを使ったら、つらさがなくなり、ベッドに起き上がって食事を始めたのです。モルヒネが最期の薬だなんて、決して言えませんね。本当にびっくりしました・・・。」
これは、当センターで研修していた若手医師が、緩和ケアチームと連携を取り、上手に悪性腫瘍の患者さんの苦痛が緩和できた時に、私たちに話してくれた率直な感想です。

”緩和ケア””緩和医療”は、2007年がん対策基本法の制定もあり、以前より広く社会に浸透しつつありますが、まだまだ誤解の多い医療分野です。この誤解は社会一般の方々だけではなく、残念ながら医療従事者にも多く見られるのが現実です。

モルヒネは、決して最期の薬ではありません。モルヒネなどの医療用麻薬を上手に使い、苦痛な症状を緩和し、社会復帰されている方はたくさんいらっしゃいます。
医療用麻薬は、一旦始めたら止められない薬ではありません。抗腫瘍治療など、原疾患の治療が奏効した場合には中止することも可能です。
医療用麻薬で命が短くなるというデータはありません。適切な指示のもと使用し、副作用対策をきちんと行えば、中毒・混乱や幻覚を来たす確率は非常に低く、決して恐ろしい薬剤ではありません。

緩和ケアは、有効な治療が何もできなくなってから最後に選択される治療では、決してありません。

緩和ケアの知識・経験は、将来どのような専門に進むにせよ、患者のクオリティ・オブ・ライフの維持・向上を目指す医療の根幹に通じると信じております。

ご自身の進路を選択する上で、緩和ケアを学んでみませんか?


当センター初期臨床研修では、総合医コースにて6週間の研修が可能です。

また、当センター緩和ケア内科では、レジデント(卒後3年以上)も募集しております。
緩和ケアは、現在は主に悪性腫瘍患者を対象としているため、できれば臨床において実際に悪性腫瘍患者の診療に携わってこられた方を望みますが、それ以外でもご相談に応じます。

詳細につきましては、お気軽に緩和ケア内科長までご連絡下さい。





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