1.患者様の紹介方法
私たちは、すべての検査・治療に付きまして、患者様のご紹介を承っております。PET-CT検査・シンチ検査・ストロンチウム治療は放射線科核医学に、ゼヴァリン治療は血液内科外来に、ご連絡をお願いいたします。
特に、PET検査では食止めは必須です。くれぐれもご注意ください。(後述)
いただいた検査目的・臨床情報をもとにあらかじめ検査プランを決めます。適切な検査プランで、正確な診断を得るために、また最近厳しくなってきた保険の査定に対処するために、検査目的・臨床情報の記載は、詳細にお願いいたします。
検査注意事項、保険適応、費用などをこの後で説明しています。そちらもご覧ください。
診療申込書PDF
画像診断依頼書PDF
シンチ検査説明書PDF
FDG-PET/CT検査説明書PDF (新)
メチオニン・コリンPET/CT検査説明書PDF
2.検査の注意事項
PET検査
検査の前、4ー5時間は絶食してください。ジュース・スポーツドリンク・栄養剤など砂糖の入った飲み物や菓子も禁止です。ガムも禁止です。砂糖の入らない緑茶、ウーロン茶、水などは自由に飲んでください。脱水は避けましょう。栄養剤の点滴は、生理食塩水に切り替えて下さい。普段服用している薬は、そのまま飲んでかまいません(血糖降下剤は止め。)。甘味料を含む鎮痛剤オプソはOKです。消化管のバリウムによる造影検査は、PET-CT検査で強いアーチファクトを生じます。バリウムが排出されるまで検査ができませんので、ご注意ください。心臓ペースメーカーを体に入れている方はあらかじめ安全をご確認くださるようお願い申し上げます。
糖尿病の場合
検査前に血糖値が高い場合や血糖降下薬/インスリンを使用した場合は、病巣に薬剤が十分集まらず、病巣が診断しにくくなります。朝から食事をしない、血糖降下薬も飲まない、インスリン注射もしない状態で検査することを原則としますが、1型糖尿病などインスリンの中止が困難な方や、血糖が不安定な方は判断が難しい場合があります。血糖降下薬やインスリン注射を使用されている方は、前もってPET検査室か糖尿病診療医師に御相談下さい。
FDG-PET/CT検査説明書PDF (新)
シンチ検査
骨シンチ:食事、飲み物、運動など一切の制限はありません。撮影直前に排尿していただきます。
肺血流シンチ:制限はありません。
腎シンチ:検査20ー30分前に、水を300ccほど飲んでいただきます。
テクネシウム99mによる甲状腺シンチ:制限はありません。
ヨード123による甲状腺シンチ:ヨード制限が必要です。事前にご相談ください。
心筋シンチ(安静、運動負荷):原則朝食止めです。水、甘くないお茶は飲んでも良いです。基本的に内服薬は飲んできても大丈夫ですが、血糖値を下げる薬は止めてください。
交感神経シンチ(123I-MIBG):朝食は食べて頂いて良いです。内服薬はレセルピン、三環系抗うつ剤は中止してください。
その他の検査は心筋シンチに準じてください。
複数の検査を行う場合
複数の検査を行う場合、放射性核種の半減期、エネルギーを考慮し、一定の時間を空けないと2番目の検査ができません。次の表をご参考にしてください。なお、院内の場合、まとめてオーダーしていただければ、検査室で適切な順番を決めて、ご連絡いたします。
| 最初に投与する核種 | 2番目に投与する核種 | 検査の間隔のめやす |
| 201Tl | 99mTc, 123I | 即日 |
| 99mTc | 201Tl, 123I,99mTc | 1日~2日 |
| 123I | 99mTc,201Tl,123I | 2日 |
| 81mKr | 99mTc | 即日 |
| 131I | 99mTc,201Tl,123I | 7日 |
| 111In, 67Ga | 99mTc,201Tl,123I | 7~14日 |
- シンチ検査の薬剤は、PET検査には影響しません。
- PET検査の後、シンチ検査は翌日になります。
- シンチ検査・PET検査は、CT・MRI検査と相互に影響しません。
- 消化管のバリウムによる造影検査は、PET検査・シンチ検査で強いアーチファクトを生じます。バリウムが排泄されるまで、検査はできませんのでご注意ください。
3.FDG-PET保険適応一覧
2010年4月にFDG-PETの保険適応が改定されました。概要を表にお示しいたします。
患者様の検査が、保険適応かどうか迷われたときは、遠慮なくお問い合わせください。
03-3202-7181 内線2397(PET検査室)
- てんかん
- 狭心症や心筋梗塞による心不全
- 早期胃癌をのぞく、すべての悪性腫瘍
メチオニンPETについて
メチオニンPETは保険適応ではありません。当院では、学会等の成熟技術に認定された検査であるところから、自由診療として5万円でご紹介による検査を実施しております。半減期20分の寿命の短い炭素11で標識された薬剤を使用します。検査予定時間を厳守していただきますようお願い申し上げます。
注)
2011年一部の脳神経外科施設で、放射線壊死のベバシズマブ(アバスチン、VEGF抗体)治療が先進医療に認められました。このプロトコールには放射線壊死と再発の鑑別診断のためのメチオニンPET検査が含まれております。治療を実施する予定の施設でメチオニンPETが実施できない場合、当院ではメチオニンPET検査をお引き受けする用意があります。この場合、実施体制、料金設定などについて事前に協議する必要がありますので、窪田までお問い合わせください。
4.PET検査の費用について
保険なしで自費でFDG-PET検査を受ける場合、初診では95750円、再診では93750円です。多くの場合保険がきき、3割負担または1割負担になります。ただし紹介状がないと5250円加算されます。メチオニンPETは自由診療で5万円です。なお、人間ドックのオプション検査でPETを受ける場合、PETの料金は8万円と割安になります。(人間ドック参照)










