HOME >> 受診方法とQ&A
質問1:PET検査をうけてみたいと思うのですが、どうすればいいでしょう?
答え:いくつかの方法があります。
- 主治医に希望を伝え、主治医から検査予約を取ってもらい、診療情報提供書(紹介状)を書いてもらい、受診する。
- 自分で電話して検査予約を取り、主治医から紹介状を書いてもらい、受診する。
- 自分で電話して検査予約を取り、紹介状なしで、受診する。
いずれの方法でも受診して、検査を受けられます。ただし、3の場合は、紹介状がないということで、余計にお金を払うことになります(現在、5250円)。
当院への来院方法、受け付け方法は病院のホームページをご覧ください。
質問2:骨転移があり、痛みがだんだんひどくなってきました。ストロンチウム治療(メタストロン)を受けたいと思いますが、どうすればいいですか。
答え:治療に使うお薬が、病巣に集まるかどうかを確認するために、骨シンチの検査を受けていただきます。まず、骨シンチ検査を予約し、その結果を診て、治療ができるかどうかを判断します。白血球や血小板の値が低くないか、腎臓の機能は悪くないかといったことも調べる必要があります。主治医の先生から、紹介状を書いてもらう必要があります。
お電話でご相談いただき、骨シンチの検査予約をお取りください。
お電話でご相談いただき、骨シンチの検査予約をお取りください。
03-3202-7181 シンチ核医学検査室 内線2392
質問3:PETの検査(全身)って、およそどれくらいの費用がかかるでしょうか?
答え:保険なしで自費で検査を受ける場合、初診では95750円、再診では93750円です。多くの場合保険がきき、3割負担または1割負担になります。ただし紹介状がないと5250円加算されます。メチオニンPETは自由診療で5万円です。なお、人間ドックのオプション検査でPETを受ける場合、PETの料金は8万円と割安になります。(人間ドック参照)
質問4:どうして4~5時間の絶食が必要なのでしょうか?もし、うっかり食べてしまったらどうすればいいでしょうか?
答え:ブドウ糖代謝の状態を診断する薬剤、FDGの体内分布は、血糖値(血液中のブドウ糖の値)と血糖値を調節するホルモン、インシュリンの影響を強く受けます。食後血糖値が上昇し、インシュリンの濃度が高いと、FDGは、筋肉や脂肪にたくさん集まり、腫瘍や脳にはほとんど入らなくなり、がんの診断ができなくなります。このため、FDG-PETの検査前には、絶食する必要があります。なお、なぜ筋肉にはたくさん入るのに、腫瘍や脳に入らないのかというと、それは細胞膜にあるグルコーストランスポーターというブドウ糖の運び屋の分子の性質が違うからです。
もし検査予定なのに朝食をたべてしまったらPET検査室にお電話をください。当日の検査スケジュールに余裕があれば、食後4-5時間空けるために午後に検査をずらせるかもしれません。難しければ、検査日を変更するようにいたしましょう。
もし検査予定なのに朝食をたべてしまったらPET検査室にお電話をください。当日の検査スケジュールに余裕があれば、食後4-5時間空けるために午後に検査をずらせるかもしれません。難しければ、検査日を変更するようにいたしましょう。
質問5:検査の前日~当日まで運動をひかえるよう言われたのですが、当日、病院まで歩いたり走ったり、駅で階段を登ったりすることは、大丈夫でしょうか?
答え:運動すると、使われた筋肉にFDGがあつまり、筋肉が強く見えてわかりにくい画像になります。FDGを注射したあとはもちろん、前日の激しい運動でも、筋肉は疲労回復のためにブドウ糖代謝が盛んになっており、FDGが集まります。日常生活での歩いたり、階段を登ったりは問題ありません。
質問6:FDGの注射後、何故1時間安静にしなければいけないのでしょうか?
答え: FDGを注射すると、血液の中のおくすりは時間とともに少なくなります。余分なおくすりは腎臓から尿として膀胱に排泄され、肝臓や筋肉などの放射能も少なくなります。一方、がんへの集まり具合は時間と共に高くなり、がんの種類により大きく異なりますが、1時間くらいたつと、十分に高い集積になりますが、最高点には達していません。脳への集まりは50分前後で最も高くなります。このため、脳を撮影するときは45分ころから撮影し、がんを診るときは通常1時間後から撮影し、それでもわかりにくい時は、2時間後などの遅い時間で、がんにもっと集まり、筋肉や脂肪がもっと低くなる時間に撮影します。動き回ると筋肉でブドウ糖が使われ、FDGが集まり、わかりにくい画像になるため、安静にしていただきます。
質問7:糖尿病で毎朝インシュリンを打ってるんですが、検査当日はどうすればいいですか?又、血糖の値とPET検査の関係を教えて下さい。
答え:FDGを注射し、体の中で行き渡っている時間に、余分なインシュリンがない状態にすれば、何の問題もありません。つまり、短半減期型のインシュリンを注射して血糖値が下がり、血液中にもうインシュリンが残っていない状態のときに検査します。1型糖尿病で、微量のインシュリンを持続注射している場合は、ほとんど影響がなく、そのまま検査できます。調節がむずかしい場合は、食事をしない、インシュリンも注射しない状態で検査します。
質問8:検査直前までお水やお茶は飲んでも大丈夫ですか?飲んでいい量はありますか?
答え:FDGは尿路排泄薬剤で、余分なお薬は尿に排泄されて出てきます。なるべく早く余分な薬剤を排泄することで、よりきれいな画像で診断でき、被曝も減らすことができるため、水やお茶を飲んでいただいています。ただし、飲みすぎると腸を刺激し、腸管の運動が亢進してFDG集積がでてきて、かえって画像は汚くなります。境界がどのあたりにあるか、個人差が大きいと思いますが、当院では200mlくらい飲んでいただいています。
質問9:当日、体の調子が悪くなった場合、まずどうしたらいいですか?
答え:後日、体調の回復を待って検査するように日程を変更しますから、まず検査室にお電話をください。
質問10:痛み止めを服用中ですが、検査中飲んでもいいですか?
答え:痛み止め、そのほか普段、常用している薬は飲んでいただいて構いません。(糖尿病のお薬は飲まないでください。)
質問11:閉所恐怖症なんですが、大丈夫でしょうか?
答え:大丈夫だろうとおもいますが、初めに撮影する機械を見ていただき、我慢できそうだったら検査をやることにしましょう。
質問12:くすり(FDG等)の副作用や体があつくなったりすることはありますか?
答え:造影剤ではありませんので、体が熱くなるような副作用はありません。PET検査により具合が悪くなるなどの副作用はなく、大変安全性の高い検査です。ただ、人によっては、迷走神経反射といって、お薬を注射しなくても針を刺すだけで、気分が悪くなる方がいます。通常、しばらく横なっていれば回復し、そのまま検査を続けることができます。
質問13:検査後、子供や家族と接してもいいんですか?
答え:体から出る放射線は時間と共に急速に少なくなります。半日(6時間)くらい空ければ放射能は10分の1以下になり、問題ありません。
質問14:女性の場合、生理中にPETを行っても大丈夫ですか?
妊娠の可能性がありますが、PETを行っても大丈夫ですか?
答え:FDG-PET検査では放射線の被曝があります。妊娠初期に、気付かない状態で胎児が被曝することを避けるために、月経が終了してから10日以内に検査するのが望ましいと言われています。生理中は支障はありません。妊娠していないことが確認できてから検査しましょう。
これとは別に、子宮内膜には月経中と排卵期に、卵巣には排卵期に機能的にFDGが集まることが知られています。子宮がんや卵巣がんと誤診するのを避けるために、問診票に現在の状態を正しく申告していただきたいと思います。
これとは別に、子宮内膜には月経中と排卵期に、卵巣には排卵期に機能的にFDGが集まることが知られています。子宮がんや卵巣がんと誤診するのを避けるために、問診票に現在の状態を正しく申告していただきたいと思います。
質問15:妊娠中なんですが、検査は受けられますか?
答え:妊娠中でしたら、胎児の被曝を考え検査は中止した方が良いと思います。主治医と検査の必要性について、もう一度ご相談してください。
質問16:母乳はあげてもいいんですか?
答え:母乳に、注射したお薬FDGが混ざって出てきます。検査後1日位待っていただいた方がいいと思います。またその間は搾乳をお勧めします。










