 |


 |
 |


平成19年度(2007年度)に参加できる基礎研究プログラムは以下の通りです。
今後ご意見をうかがいながら、徐々にプログラムの数を増加させていく予定です。

プログラムへの参加についてのご相談は臨床研修部でおこないます。

また、プログラムについての問い合わせ、見学の希望や相談などは、担当研究部の指導責任者に直接メールで問い合わせてください。
指導責任者へのメール問い合わせ |

| プログラムの名前 |
担当研究部 |
指導責任者 |
受入人数 |
| 標的ペプチドを用いた局所DDSの開発 |
難治性疾患研究部 |
石坂幸人 |
1名 |
例えば、グリオーマに高発現する分子としてMMP-2と呼ばれるプロテーアーゼが知られており、これに結合するペプチドが同定されている。このペプチドを抗癌剤等の形質転換因子を包埋した感温性リポゾーム(温度に反応して融解するリポソーム)の表面に結合させ、担癌マウスに投与後、外部から加温誘導することで、グリオーマに対する選択的治療の可能を明らかにする。新規ペプチドを同定する挑戦も可能です。
3ヶ月間で得られる技術:細胞培養法、マウスの取り扱い、マウスを用いたin vivoイメージング(予定) |
|

| レトロトランスポゾンの疾病発症における役割 |
難治性疾患研究部 |
石坂幸人 |
1名 |
私達の細胞の中には、レトロトラスンスポゾン(以下RTP)と呼ばれる配列があり、30から100回の出生に一回の頻度で、ゲノム上を動き回ることが分かってきた。例えば血友病やヂュシャン病の発症機序として、RTPがこのような疾病の責任遺伝子領域に入り込むことで、遺伝子変異を誘発していることも分かっている。本研究では、RTPの動きをモニターするシステムを作成し、RTPの発癌や各種疾病における関与の有無を明らかにすることを目的とする。
3ヶ月間で得られる技術:細胞培養法、遺伝子クローニング、RT-PCR |
|

| 超臨界・ナノテクノロジーの生物・医療応用 |
医療情報解析研究部 |
山本健二 |
2名以内 |
| 生物・医療応用のための機能微粒子材料を作成している。例えば硝子体の染色用材料、薬剤伝達のための蛍光微粒子、などである。基礎知識は、特に不要である。主に超臨界水熱反応利用して行う班とホットソープ法による半導体ナノ粒子製造法を行う班に分けていずれかを習熟し医療に応用する。 |
|

| 臨床研究の基礎手技 |
医療情報解析研究部 |
新保卓郎 |
2名 |
| このプログラムの目的は、臨床研究の実施に必要な基礎知識と技術を修得することであり、医療統計学、臨床疫学、データ統合型研究という領域をカバーする。方法は、1) 教科書を読む宿題、2) 統計ソフトの使用演習、3) カンファレンスの出席、4) 医学文献の批判的吟味演習、5) 自分の研究計画書作成、6) その他、などである。 |
|

| 腹部手術の際の腹腔内滲出液と滲出細胞の解析 |
消化器疾患研究部 |
土肥多恵子 |
1名 |
| 開腹術における術後の癒着防止、転移のリスク軽減、炎症再発の予防を目的とする。開腹術及び腹腔鏡手術の際の腹腔内滲出の表面マーカー解析、培養実験を行い、腹腔洗浄中及び培養液中のサイトカイン、ケモカイン等の測定を行う。 |
|

| 消化管の炎症発癌における遺伝子のエピジェネティックな変化 |
消化器疾患研究部 |
土肥多恵子 |
1名 |
| 炎症発癌機構の解明と、新規診断法の開発を目的とする。胃炎・潰瘍性大腸炎、胃癌・大腸癌の標本を採取し、がん組織における糖鎖不全現象に関わる 遺伝子発現及びそのDNAメチル化状態を解析する。必要に応じて癌細胞株や動物モデルで作製した腫瘍を解析する。 |
|

| 皮膚の細胞から神経細胞の分化誘導 |
細胞組織再生医学研究部 |
大河内仁志 |
1名 |
| 本来神経細胞の存在しない皮膚から神経細胞をつくるプロ ジェクトです。神経幹細胞の培養法であるneurosphere法を使ってマウスの皮 膚の細胞を浮遊培養し、sphereを作成した後、分化条件下において神経細胞へ の分化を誘導します。経時的に位相差顕微鏡で形態を観察して、神経細胞のマ ーカーに対する抗体を用いて免疫染色法(蛍光顕微鏡観察)により神経細胞へ の分化を検証します。 |
|

| 臨床研究のための疫学入門 |
国際保健医療研究部 |
溝上哲也 |
2名 |
| 臨床データを正しく収集するための調査計画及び調査実施の基本を習得した上で、実例についてのディスカッションを通じて実践的な臨床研究能力を養うことを目標とする。内容は、1) 症例対照研究、コホート研究、RCTなどの代表的な臨床研究の方法、2) バイアスと偶然変動の制御及びサンプルサイズの計算、3) 調査票の設計、4) インフォームドコンセントなどである。 |
|

| 院内感染の分子疫学 |
感染症制御研究部 |
切替照雄 |
1名 |
MRSA、多剤耐性緑膿菌や結核による院内感染多発事例の起因菌の分子疫学解析を通して、院内感染対策の手法を開発する。
将来、インフェクションコントロールドクター(ICD)を取得し、インフェクションコントロールチームの中核として活動したい医師が直接病原体を解析する機会はこれまでなかった。本プログラムでは、院内感染多発事例解析や病原体の基本的な取り扱いを通して、微生物学の基本的な考え方を修得する。 |
|

| サルES細胞の培養技術とその分子解析 |
血液疾患研究部 |
湯尾 明 |
1名 |
| サルES細胞に関して、従来のフィーダー細胞を用いた維持培養法に加え、当研究部で開発した無フィーダー培養系、さらには分化誘導技術に関して基本的手技をマスターする。またサルES細胞やヒトES細胞に関して、分化前後で発現が変化する遺伝子および蛋白を同定する研究に参加していただく。具体的にはsubtraction hybridizationや、二次元電気泳動によるプロテオーム解析における条件検討を行っていただく。 |
|

| T細胞の分化運命決定における分子メカニズムの解明 |
臨床病理研究部 |
鈴木春巳 |
2名 |
未熟T細胞が胸腺内でヘルパーT細胞あるいはキラーT細胞へと分化運命を決定する際に重要な働きをしているTh-POK分子の作用機序を分子生物学的手法を用いて解明する。
3ヶ月で得られる成果:細胞培養、遺伝子クローニング、遺伝子導入など基本的な細胞生化学技術の取得、最新の免疫学知識の習得。 |
|

| 各種腎症の動物モデルを用いた免疫病理学的研究 |
臨床薬理研究部 |
名取泰博 |
1名 |
| 半月体性腎炎、膜性腎症、糖尿病性腎症などの動物モデルの腎組織を用いて、各種白血球マーカーや、細胞外基質、サイトカイン、転写因子など病態との関連が示されている、あるいは予想される分子について、蛍光抗体法や酵素抗体法などによる解析を行う。抗体染色の手技を含む免疫病理学的解析法を学びながら、病態解明研究や診断治療法の開発研究を体験する。 |
|

| 自己免疫疾患における新規自己抗原の探索 |
地域保健医療研究部 |
高木智 |
2名以内 |
| 自己免疫疾患の病態形成、維持には、様々な自己抗体が関与する。近年報告されている新しいRNA結合核蛋白質群(リボ核蛋白, RNP)について、自己抗体の標的抗原となっている可能性、自己免疫疾患の病状、病態との関連を検討する。分子生物学の入門的な手技、融合蛋白質やリコンビナント蛋白質の発現系と精製、電気泳動、ウエスタンブロッティングによる解析手技などを習得する |
|
 |

 |
 |
 |