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「ゲノム医療に向けたフェノタイプ抽出のためのRWDに対するAI活用研究」実施について

2020年9月4日
国立国際医療研究センター

報道関係 各位


国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(所在地:東京都新宿区、理事長:國土 典宏、以下 国立国際医療研究センター)と三菱スペース・ソフトウエア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:蒲地 安則、以下 三菱スペース・ソフトウエア)は、ゲノム医療に向けたフェノタイプ抽出のためのリアルワールドデータ(RWD)に対するAI活用研究を行うことが決まりましたのでお知らせします。
電子カルテには患者の病名情報が登録されていますが、主たる病名を特定することは容易ではありません。疾患と遺伝子の関係を明らかにするために、現状では、医療従事者が時間をかけてカルテの内容を精査しデータベースへの登録を行っています。
加えて、電子カルテに登録されている検査項目コードは、多くの病院でローカルコードが使用されており、検査値を活用するための医療情報の標準化が課題となっていました。 そこで、これらを解決する第一段階として、RWDのうち電子カルテの情報を利用、AI等の情報技術(IT)を駆使し、主たる病名の特定、検査項目の標準化の自動化および高精度化を図ります。

「ゲノム医療に向けたフェノタイプ抽出のためのRWDに対するAI活用研究」実施について
 
 国立国際医療研究センターは安心で安全な医療の提供と共に、情報技術(IT)を活用した最先端医療の拡充に努めてまいります。


本件に関するお問い合わせ先

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(NCGM)
医療情報基盤センター長 美代賢吾
〒162-8655 東京都新宿区戸山1-21-1
TEL:03-3202-7181