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国立国際医療研究センターとテクノブレイブ、多言語対応のAR案内板表示システムを共同開発
~タブレットを使って7か国語に応じた案内板表示に自動切り替え~

2019年11月20日

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター
テクノブレイブ株式会社

  • AR案内板表示システム1
  • AR案内板表示システム2
  • AR案内板表示システム3
  • AR案内板表示システム4
  • AR案内板表示システム5

    通常

  • AR案内板表示システム

    Hospital Compass翻訳画面

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(所在地:東京都新宿区、理事長:國土 典宏、以下 国立国際医療研究センター)とテクノブレイブ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川田定生、以下 テクノブレイブ)は、7ヶ国語(英語・中国語・韓国語・タイ語・ベトナム語・ミャンマー語・ネパール語)に対応したARを利用した案内板表示システム「Hospital Compass(ホスピタルコンパス)」を共同開発しました。

本システムは、国立国際医療研究センター病院(所在地:東京都新宿区、以下 センター病院)においてオリンピックや増え続けるインバウンドに対応するため、2019年11月から実験運用を開始します。
また、11月21日から幕張メッセで行われる医療情報学連合大会のなかで、発表いたします。

本システムは、アプリを無償でダウンロードし、スマホやタブレットで病院内の案内板にかざすと、選択した言語の案内板に表示が変わるというものです。データは3Dで登録されているため、壁面に掲示された案内板と同じ角度で見ることが可能です。事前に病院内の案内板データをダウンロードできるため、通信の行われない病院内でも、利用できます。
これにより、外国人患者に対するサービス品質の向上を実現します。なお、一般のAR翻訳と違い、案内板表示そのものを翻訳された案内板として表示するため、誤翻訳もなく、多言語対応を実現した案内板システムは全国初(注)です。

国立国際医療研究センターは、国が定める6つの「国立高度専門医療研究センター」の1つで、新興・再興感染症及びエイズ等の感染症、糖尿病・代謝性疾患、肝炎・免疫疾患ならびに国際保健医療協力を重点分野としています。
主要な診療科を網羅した総合的な医療提供体制の下で、高度専門・総合医療の実践と疾病の克服を目指す研究開発を推進しています。
2020年に向けて多国籍の外国人患者が一層受診しやすく、また医療の質と安全の面において国際水準を満たす病院を目指し、2015年にセンター病院に国際診療部を設置すると共にJMIP(外国人患者受入れ医療機関認証制度)を都内の病院として初めて取得しております。本システムの開発はこうした取り組みの一環であり、今後も外国人患者の円滑な受入れに向けた対応を進めていきます。

テクノブレイブは『おもいやりおもしろカンパニー』をモットーに、最新テクノロジーとアーキテクトを活用し、医療業界で運用から部門アプリケーションの開発、AR/VR技術を利用した製品提供などを行っており、技術を通したサービスの向上を行い、社会に貢献していきます。

以上

(注)国立国際医療研究センターおよびテクノブレイブ調べ。2019年10月25日現在。

各OS用ダウンロード用QRコード

  • AR案内板表示システムqr1

    iOS用ダウンロードサイト

  • AR案内板表示システムqr2

    Android用ダウンロードサイト

確認用案内板

アプリケーションインストール後、スマートフォン・タブレットをかざしてください。

AR案内板表示システムサンプル

《本件に関するお問合せ先》

国立国際医療研究センター 医療情報基盤センター
センター長:美代 賢吾
電話:03-3202-7181(代表) <9:00~17:00>
E-mail: cmii-info@hosp.ncgm.go.jp

取材に関するお問合せ先

国立国際医療研究センター 企画戦略局 広報企画室
広報係長:西澤 樹生(にしざわ たつき)
電話:03-3202-7181(代表) <9:00~17:00>
E-mail:press@hosp.ncgm.go.jp