

処方箋には有効期限があります。通常、処方日を含めて4日以内となっていますので、期限内に保険薬局へ提出して調剤してもらってください。
市販のくすりを一般用医薬品、医師・歯科医師が処方するくすりを医療用医薬品といいます。
一般用医薬品は、一般の人が街の薬局や薬店の薬剤師などのアドバイスのもとに購入し、自分の判断で服用するくすりです。
医療用医薬品は、医師の診察によりその時の患者さん症状に合わせたくすりを処方しています。そのため、自己判断でくすりの服用を中止したりのむ量を変えたりすると副作用が生じる恐れがあるので用法・用量を正しく守って服用してください。
| 起床時 | 朝、起きて食事を摂らないうちに服用してください。 骨粗鬆症の薬には消化管からの吸収が悪いため食事と同時に服用すると吸収が低下するものがあります。そのため、消化管の中に全く何もない起床時が効果的です。 |
| 食 前 | 食事や胃酸の影響を受けるくすりは食事の30分くらい前の空腹時に服用します。 糖尿病のくすりなどがあります。 |
| 食直前 | 食事をはじめる直前に服用します。 即効性の糖尿病薬が該当します。 |
| 食直後 | 食事が終わった直後に服用します。 |
| 食 後 | ほとんどのくすりは食後に服用します。食後30分以内くらいに服用します。 胃の中に食事があることによって、くすりによって胃があれるのを防ぐ目的もあります。 |
| 食 間 | 食事の2時間後以降に服用してください。食前と同じように空腹時の状態です。食事の影響を受けるくすりが該当します。 食事中に服用することではありませんので注意してください。 |
| 寝る前 | 寝る直前から30分くらい前に服用してください。 |
| 頓 用 | 痛いとき、熱があるとき、下痢のとき、便秘のときなど症状があるときにだけ服用してください。 |
くすりは、コップ1杯程度の水あるいは、ぬるま湯で服用して下さい。
ジュース、お茶、牛乳と一緒に飲むと効果がなくなるくすりがあります。また、アルコールで服用しないでください。
くすりの保管には以下の点に注意しましょう。
・陽の当る場所や高温・湿気のある場所をさけて涼しいところへ保管する。
・子供の手の届かないところへ保管する。
・坐薬、点眼薬、液剤は原則として冷蔵庫に保管する。
・古くなったくすりはのまない。
セント・ジョーンズ・ワート(ハーブの一種)
セント・ジョーンズ・ワート(ハーブの一種)を含む健康食品は、くすりと併用することで、その効果を弱めることがあるので注意しましょう。
グレープフルーツジュース
グレープフルーツジュースには、くすりの代謝酵素の働きを抑える物質が含まれているため、高血圧治療薬(カルシウム拮抗剤)、免疫抑制剤などは体内のくすりの濃度が高くなってくすりの作用や副作用が強く出ることがあります。グレープフルーツと影響がないか医師や薬剤師に確認しましょう。
納豆
抗凝血薬のワルファリンは、ビタミンKの働きを妨げることにより、血液を固まりにくくして、血栓(血のかたまり)ができるのを防ぐ作用があります。納豆にはビタミンKや、腸内でビタミンKを産生する納豆菌が多く含まれており、ワルファリンの作用を弱めてしまうので納豆の摂取を控える必要があります。また、クロレラや青汁にもビタミンKが多く含まれているため摂取を控えてください。