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フィリピン大学マニラ校とNCGMの包括研究協力協定締結について
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パディーヤ学長(前列右)と國土理事長(前列左)
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左から三好部長、狩野部長、日下局長、國土理事長、パディーヤ学長、Prof. Romeo R. Quizon、Prof. Pilarita Tongol-Rivera
フィリピン大学マニラ校(University of the Philippines Manila: UPM)とNCGM研究所は、1998年より熱帯医学、マラリア領域において共同研究を続けてきており、薬剤耐性マラリアの遺伝疫学研究の成果を政策に反映し、マラリアの適切な医療が辺境に住む貧しい人びとにも届くための社会科学技術研究を実施してきました。
今般、NCGM臨床研究センターにおける「国際共同臨床研究ネットワーク基盤整備」が始まり、そのフィリピンにおける拠点としてUPMと包括研究協力協定(MoU)を締結しました。2017年2月からUPMとNCGMの間で、MoU締結にかかる協議を開始し、双方の同意を得て、2018年1月15日(月)、フィリピン、マニラ市のUPMにおいて、UPMパディーヤ学長とNCGM國土理事長により、MoUへの署名式が行われました。式典には、日下国際医療協力局長、狩野熱帯医学・マラリア研究部長、三好人材開発部長が列席しました。
MoUの締結期間は、2018年1月から5年間です。
- 研究者等の人材の交流
- 卒後教育・トレーニングに関する協力
- 研究集会等の共催
- 学術情報や試料等の交換
- 学部ならびに大学院の学生の交流
- 共同研究開発の検討
- その他両者同意事項の協働
を実施することになりました。なお、今後UPMとNCGMの間で実施する予定の個々のプロジェクトに関しては、その開始に当たってプロジェクトごとに覚書や契約書を交わすことになります。