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新年明けましておめでとうございます

春日雅人新年明けましておめでとうございます。 今年一年の皆様方のご健康をご祈念申し上げます。

昨年は、4月には国立研究開発法人への移行およびセンター病院国際診療部の設置、7月には国府台病院外来管理治療棟のオープンなど、大きな変化がありました。  また、7月には溝上肝炎免疫研究センター長が治験に協力貢献した、C型肝炎の特効薬「ハーボニー」、「ソバルティ」の新薬承認、8月にはノーベル平和賞受賞者であるリベリア共和国のサーリーフ大統領のセンター病院来訪、9月にはセンター病院の外国人患者受入れ医療機関認証(JMIP)取得および同院中央検査部門のISO 15189認定取得と、様々な成果が得られた1年でした。

本年は当センターに「メディカルゲノムセンター」を設置し、当センターを含む6つの国立高度専門医療研究センターを中心として、「全ゲノム情報等の集積拠点」を整備いたします。これによりオールジャパンのネットワークを形成し、ゲノム情報を活用して、難病・がん等に対する個別化医療の実用化等を図ります。  また、「グローバルヘルス政策研究センター」を創設し、世界や日本が進める国際保健施策の立案、推進等に貢献していこうと考えています。  さらに、日本で最初に人間ドックを創設したセンター病院の人間ドック科に、最新の機器を整備し、医師も増員するなどして拡充し、予約が取りやすく内容の充実した「人間ドックセンター」として生まれ変わらせることとしています。

このように、今後は当センターがこれまで培ってきた国際医療協力の内容・ネットワークをさらに充実強化するとともに、「国立研究開発法人」として、先端的、学際的、総合的な研究を積極的に進め、その研究成果の最大化および医療への還元に努め、2つの病院(センター病院と国府台病院)では、患者さんに高度・総合的で安心・安全な医療を提供するべく、職員全員がそれぞれ日々努力していく所存です。引き続き、皆様の御理解と御協力を何卒よろしくお願い申し上げます。

 

平成28年1月
国立研究開発法人
国立国際医療研究センター
理事長 春日 雅人