独立行政法人
国立国際医療研究センター
国際医療協力部
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海外活動
パキスタン・イスラム共和国
洪水被害に対する国際緊急援助隊医療チーム(一次隊)
活動期間 平成22年9月3日 〜 9月16日
平成22年7月下旬から降り続いた大雨による水害に対し日本政府は、パキスタン・イスラム共和国へ国際緊急援助隊医療チーム(23名)を派遣し、当センターからは事務職員1名が医療調整員として参加しました。
派遣の経緯
パキスタンでは7月下旬から降り続いた大雨により、死者1600人、被災者数2000万人と建国以来初めての大規模な洪水災害になりました。洪水の被害は、衛生環境を悪化させて感染症の拡大を招き、患者数を増大させました。またマラリアの流行が大きな問題となっていました。これらを踏まえてパキスタン政府の要請を受け、医療チームを派遣することとなり、感染症を中心とした医療活動を行うことになりました
現地での診療活動
活動は、パキスタン中部パンジャブ州サナワンで行われました。活動期間中、合計1,800人以上、一日平均200名超の診療活動を行いました。現地では、栄養状態や衛生状態が良くないこともあり、特に弱者である子供の患者が目立ちました。日中は40℃を超える日も多く、また患者数が多いため、体力的に弱い子供や女性を優先的に診療したので、その結果、患者の約半数が14歳以下の小児でした。
診療を開始した頃は重症患者が多かったのですが、日を追うごとに減少しました。一方で、日本からの医療チームが活動を行っていることを聞きつけてやってくる患者も多くなりました。症状別としては、幼児下痢、マラリア、発熱、皮膚病が、特に多く見受けられました。
医療調整員としての業務
派遣中、医療調整員として受付・カルテ管理・データ管理業務を主に行いました。診療活動地では受付業務が主でした。受付業務の内容は、まず患者に対しての問診(名前・性別・年齢等の一般情報の確認、予防接種・アレルギー・妊娠等の有無の確認、痛み・発熱・下痢等の主訴の確認)があり、場合によって体温や体重を測ることもありました。
![]() 写真1 被災地の様子 |
![]() 写真2 活動地周辺の様子 |
![]() 写真3 診療前の様子(混乱中) |
![]() 写真4 診療前の様子(整列中) |
![]() 写真5 診療前の様子 (座って待機中) |
![]() 写真6 受付の様子 |
![]() 写真7 通訳など業務を手伝ってくれた 現地の子供達 (使用言語はウルドゥ語・英語・日本語を併用) |
![]() 写真8 姉妹で受診 |
![]() 写真9 家族で受診 |
![]() 写真10 現地の子供達と |










